ライター まるちゃん
私の働いているクリニックでは頭痛の患者さんがたくさん来ます。
中には小学生になるかならないかのお子さんもいます。
肩こりなどからくる緊張型頭痛は10歳以下の子どもにはほとんどいないと言われており、血管の痛みと言われている片頭痛は遺伝の要素が強く、お父さんやお母さんが頭痛持ちの場合が多いです。
片頭痛の軽減には生活習慣が大切です。
・睡眠
・ブルーライト
・ストレス
睡眠
睡眠時は副交感神経が優位になります。
副交感神経は血管が拡げるため、お休みの日などに寝すぎてしまうとズキズキとした頭痛が起きやすい。
逆に寝不足では、血管の収縮に関わるセロトニンという物質が減少してしまうため、頭痛が起きやすくなると言われています。
ブルーライト
最近、ほとんどのご家庭でスマートフォンを持っていますよね。スマートフォンやPCのブルーライトは知らず知らずのうちに刺激となり、頭痛を誘発する原因となります。
長時間スマートフォンで動画を見たり、
ゲームをしているお子さんは多いと思います。
(もちろん、頭痛の子がみんなそうだというわけではありません)
特に、夜寝る前に長時間画面を見たり、電気を消して暗い中で見ると翌朝の頭痛につながりやすいので、避けた方がいいでしょう。
ストレス
ストレスも頭痛を悪化させる要因の一つです。
夏休みなどの期間は落ち着いていたのに、学校が始まった途端、頭痛が悪化する。そういったお子さんも中にはいらっしゃいます。
そういった場合は単にお薬での治療だけではなく、ストレスの根本原因に対処する必要があるかもしれません。
頭痛に関してはなるべく生活リズムを崩さないようにすることが大切です。
頭が痛いときは安静にして、
可能であれば痛み止めを飲んで寝てください。
痛いところを冷やすのも効果的です。
頭痛を完全になくすことは難しいですが40代頃には落ち着いてくるのが一般的です。薬の飲みすぎによる「薬物乱用頭痛」になると、それ以降に悪化してくる場合もあり、週2~3回以上痛み止めを飲むようなら注意が必要です。
子どもの急な体調変化は不安になりますよね。
子育てで悩んでいるのは、絶対に、あなただけではありません。
あなたのせいでも、ありません。お気軽に北海道ネウボラのLINE相談へどうぞ!